2017年3月4日土曜日

沖縄島の鳥



2017.02.17  沖縄  サシバ


2017.02.17  辺戸岬  イソヒヨドリ


2017.02.17  沖縄  クロサギ


2017.02.17  伊計島  シロガシラ



2017.02.17  浜比嘉島  リュウキュウキジバト
 
226日から31日に、沖縄島に行ってきました。

沖縄島には以前一度だけ行きましたが、その時の山原の森の風景は忘れられませんでした。今回は一度目のような驚きはありませんでしたが、それでも沖縄の北方のヤンバルクイナの棲む森とジュゴンの棲む海は、違うレベルの自然が残っているなと感じられました。

ここでは、関東地方では見られない鳥、同じ種でも微妙に違う鳥を見ることが出来ます。今回も、水戸では夏にしか見られないサシバを、水戸では見られないクロサギ、シロガシラ(移入種とされています)を見ることが出来ました。また、水戸にいるキジバトやヒヨドリとちょっと違うと思われる鳥も見ることが出来ました。イソヒヨドリは、何処に行っても普通に見られ、さえずりを始めているようでした。

ところで、山原の森は平成28年に「やんばる国立公園」に指定されました。そして、西表島などと共に世界自然遺産の登録に向けて調整を続けているということです。 海岸線は前回の時より開発が進んでいるようですが、できれば山から海岸線まで世界自然遺産となって残ってもらいたい場所です。もし、もう一度訪れる時があり体力が残っていれば、世界遺産の森を散歩したいなと思います。

2016年9月20日火曜日

イタリアの鳥


イタリアの鳥



2016.06.26   ミラノ  ドバト

2016.06.29  ピエンツァ  イエスズメ

2016.06.29  ピエンツァ  シラコバト


2016.06.28  フィレンツェ  ズキンガラス(ハイイロガラス)

 
625日から72日に、イタリアに行きました。

イタリアは、思っていたより清潔で、農地がよく手入れされていました。遺跡も素晴らしいのですが、何処か日本に似ている、のんびりした農村風景が記憶に残っています。農村が豊かな国は、人が住みやすい国だと思います。

鳥は、ドバトが遺跡でも何処でも見られましたが、それ以外は見る機会が少なかったです。それでもフィレンツェで見られたズキンカラスは、見た時にはコクマルガラスと勘違いしましたが、印象に残っています。

 

2016年4月28日木曜日

奈良の鳥



2016.04.17  奈良 平城宮跡の朱雀門
 
2016.04.17  奈良 平城宮跡  ケリ


2016.04.18  奈良 東大寺南門  イソヒヨドリ♂

2016.04.18  奈良 東大寺大仏殿  ハクセキレイ

2016.04.18  奈良 春日大社  チュウダイサギ

2016.04.19  帰りに見られた富士山

417日から19日に、奈良方面にドライブしてきました。

奈良は、学生時代に一人旅をした時の印象が強く、好きな場所の一つです。京都と違い、古い寺などが田園風景の中にひっそりとしているのが、田舎育ちの自分に会うのかもしれません。

天気は飛鳥寺方面に行ったとき以外それほど悪くなく、新緑が心地よかったのですが、鳥の姿はそれほど見られませんでした。それでも、東大寺の南門の屋根では、まさかと思ったのですが、イソヒヨドリの雄のさえずりを聞くことができました。平城宮の跡地の朱雀門近くでは、水戸ではなかなか見る事のできない、ケリ2羽をじっくり観察できました。

何故か、「青丹よし 奈良の都は 咲く花の におふがごとく 今盛りなり」という歌が、頭に浮かびました。

2016年2月15日月曜日

蕪島(かぶしま)のウミネコ

2015.10.27  蕪島  「蕪島神社」
 
 
2015.10.27  種差海岸  ハシボソガラス
 
 
2015.10.27  浄土ヶ浜  ウミネコ

 

昨年の10月に、八戸市の八戸港内にある蕪島に行ってきました。

蕪島は、ウミネコの繁殖地として有名で、国の天然記念物に指定されています。ウミネコは、鳥の居場所を知らせる鳥として漁師から大切にされていて、島の上に立つ「蕪島神社」は厚く信仰されてきたとの事です。

ウミネコは、茨城県内に繁殖地はないと思われますが、冬になると漁港付近で大群となります。猫のような声で鳴くので、この名がついたと思われます。でも、猫と違って目つきが悪く、申し訳ないのですが猫のようにかわいいとは思われませんでした。同じように、カラスも鳴き声が悪いので、かわいくないと思っていました。しかし、ウミネコが富や幸福をもたらす鳥として信仰されている知り、ちょっと見直しました。

顔や目つき、声だけで鳥を判断してはいけないのかもしれません。

2015年10月31日土曜日

目白押ししている「メジロ」

 


2015.10.01  桂離宮  メジロ押ししている「メジロ」



2015.09.29  天橋立  ヤマガラ 

 

2015.09.29  琵琶湖に浮かぶ月


 
9月末から、10月初めに、関西へ行ってきました。

「天橋立」は、思ったより街中でしたが、陸奥の「松島」などとともに日本三景とされている特別名勝だけのことはあり、松が見事でした。この松原で、ヤマガラに会えました。

「桂離宮」は、1600年代に宮家の別荘として創建されて以来、火災に遭うこともなく、ほとんど完全に創建当時の姿との事です。宮内庁の管理ですが、事前に申し込み、抽選で見学することが出来ました。指定された時間まで出入り口付近で待っていると、目白押ししている「メジロ」に会うことが出来ました。

旅に出かけると、人の創ったものや自然など、いろいろな出会いがあります。

 

 

 

2015年8月2日日曜日

ペルーの鳥

2015.07.07  マチュピチュから見た神々の山
 
2015.07.07  マチュピチュ  太陽の神殿

2015.07.07  太陽の神殿 アイイロツバメ

2015.07.07  マチュピチュ駅近く  オリーブタイランチョウ

2015.07.07  マチュピチュ駅の近く  ハトの仲間

2015.07.08  ウルバンバ  アカエリシトド

2015.07.08  ウルバンバ  ハチドリの仲間
(右側が餌をもらっている幼鳥)
 
2015.07.09  ピスコ  ハトの仲間

2015.07.09  ピスコ  アカエリシトド

2015.07.09   ピスコ  カモメの仲間  

  75日から、中南米のペルーに行ってきました。ペルーはもちろん中南米にも、生まれて初めて足を踏み入れました。だんだんと体力も衰えて、今行かなければ無理かなと思い、思い切って行ってみました。
 クスコの観光地では、想像していたより鳥の姿は見られませんでした。一番行ってみたいと思っていたマチュピチュでは、アイイロツバメが何十と飛んでいました。遺跡の石垣の中に巣があるようでした。マチュピチュは、聖なる場所と言うべき所で、この日、雲一つない晴天でした。運よく、周囲の神々しい白い頂を見ることが出来ました。(この辺は雪が降らないそうで、山の頂が白いのは氷のせいだということです。) ナスカの地上絵を見に行ったピスコの辺りも、砂漠地帯のためか、それほど鳥の姿を見る事はできませんでした。
 スペインの植民地であったペルーは、植民地以前の文化が途中で途絶えさせられて、痛々しい歴史や風景も見えました。豊かな文化や風景を取り戻していくのに、どれくらいの年月を要するのでしょうか。
 

 

2015年5月31日日曜日

戦場ヶ原のカッコウ

2015.05.26  戦場ヶ原
 
 
2015.05.26  キビタキ
 
 
2015.05.27  オオジシギ
 
 
2015.05.27  カッコウ♂

 
   526日から27日、日光国立公園内にある「戦場ヶ原」に行ってきました。ここは、標高1400メートルほどで、冬の寒さは北海道東部並みだそうです。ですから、鳥も北海道の平地に見られる、ノビタキなどが見られます。私は、この時期に、30年ほど通い続けています。

  この日は、盛んに囀るカッコウの雄雌、草原を歩くオオジシギの姿や美声の持ち主のキビタキなど堪能させていただきました。
  この辺りは、新緑も瑞々しく、空気も爽やかで、今年も別世界を感じさせてもらえました。